明石吟平の漱石ブログ

漱石文学がなぜ読まれ続けるのか。その謎解きに挑む。

『明暗』に向かって 正誤表

49.『明暗』に向かって 正誤表

漱石「最後の挨拶」番外篇] 

 前述したが論者(筆者)は2020年2月に東京図書出版より「『明暗』に向かって」を自費出版した。500部作って半分くらい売れた(半分くらいしか売れなかった)ようである。
 ここで大変恐縮であるが、その正誤表を掲げたい。

『明暗』に向かって 明石吟平著 正誤表

◇10頁 5行

誤 安井の叔父

正 佐伯の叔父

 

◇10頁 14行

誤 三四郎と与次郎が散歩中

正 三四郎と与次郎たちが散歩中

 

◇19頁 1行

誤 外

正 外

(130頁4行 131頁7行も同断)

◇37頁 14行

誤 暑中休暇中

正 課業休暇中

 

◇60頁 4行

誤 しまったのというのだろうか。

正 しまったというのだろうか。

 

◇107頁 5行

誤 三千代に告白するべく

正 銀杏返しに結った三千代を

 

◇200頁 1行

誤 あまりも有名な

正 あまりにも有名な

 

◇336頁 14行

誤 兄にもうすぐ子供が生まれることになっているが

正 兄にもうすぐ子供が生まれるとして

 

◇355頁 3行

誤 C. K. Orden

正 C. K. Ogden

 

◇360頁 9行

誤 とたえ相手が

正 たとえ相手が

 

 お読み下さった方々、小著をお手に取って下さった方々には、御礼を申し上げるとともに、不明・不注意を心よりお詫び申し上げます。