明石吟平の漱石ブログ

漱石文学がなぜ読まれ続けるのか。その謎解きに挑む。

2021-06-16から1日間の記事一覧

漱石「最後の挨拶」彼岸過迄篇 24

146.『須永の話』(2)――「寅さんの原景」 2回 葛飾柴又での長広舌 『雨の降る日』の語られた次の日曜日、敬太郎と須永は郊外へ遊びに出る。柴又、帝釈天、川甚とくれば、現代人は誰も寅さん映画を思い出さずにいられない。映画(演劇)は広い意味では文学…