明石吟平の漱石ブログ

漱石文学がなぜ読まれ続けるのか。その謎解きに挑む。

2021-05-21から1日間の記事一覧

漱石「最後の挨拶」彼岸過迄篇 10

132.『停留所』「そんなら」――明治文学史として ・・・ここで余談ついでにちょっと寄り道を。「そんなら」は鷗外の小説にも頻出するので、論者は若い頃は鷗外の口癖と誤解していたくらいだが、鷗外はまさに「そんなら」の大家で、「それなら」の出番は勿論あ…